フランス・スペイン国境に広がる美食の王国・バスク地方で愛される地ワイン「チャコリ」。
デリケートな品質のため、なかなか日本でお目にかかることは少ないかもしれませんね。
微発泡で、軽やかな酸味と華やかな香りが特徴の、辛口の白ワインです。
中でも「チョミン・エチェニス」は、バスク地方でもトップと言われる作り手。
「オンダリビ・スリ」というドメスティックな品種の葡萄を用い、
アルコール度数も10％以下、あまり熟成させずにフレッシュな香りを楽しみます。
本場では「エスカンシア」といって、このような底の平たいグラスに
50cm以上離した高いところから一気に注ぎ、泡を立てていただくスタイルが一般的。
素人の私たちが真似すると、グラスの中にはほとんど残らなそうですが・・・・
この「チャコリ」は、シャンパーニュのかわりの食事のスターターとしてもぴったり。
このお酒特有のプロフィールやエピソードも手伝って、
きっと食事までの気分を盛り上げてくれますよ。